ファミマのビーガン弁当シリーズ

食肉について考えてみよう。
ファーストフード店やスーパー、レストランで安く肉を購入することができます。
ひと昔前の日本では高級品であった肉がここまで庶民的なものになった背景には、工場式家畜飼育による「命」の大量生産があります。
牛乳のパッケージによく描かれている豊かな自然で悠々と育てられた家畜は少数で、食卓にのぼるほとんどの肉は、身動きがとれない狭く汚い小屋で、命の尊厳を無視した形で飼育され、と殺されています。
工場式家畜には、アニマルウェルフェアのほかにも、環境破壊という問題があります。
よく言われる牛のゲップもそうですが、家畜の飼育には、大量の飼料が必要で、その生産のために広大な土地と大量の水・化学肥料を使うため、森林伐採や土壌汚染など、環境に多大な負荷を与えています。
↓食肉の問題点を知るには、次のサイトがわかりやすいです。
食肉をしない主義・人々のことを「ベジタリアン」、「ビーガン」といいますが、完全に食肉をやめるのではなく、週に一日は肉を食べないなど、肉の消費を減らすだけでも、持続可能でエシカルな消費に貢献できます。
例えば、ファミマでは、肉の代わりに大豆ミートを使用し、日本ベジタリアン協会推奨マークを取得したお弁当をシリーズで販売しています。
↑ファミマベジタリアン弁当第一弾、肉を一切使わないハンバーグ丼「ベジバーグ丼」(2020.3.17〜@東京)
↑第二弾、「大豆のお肉!キーマカレー」(2020.5.19〜@東京・神奈川の一部)
毎日の食事を考える際、自分の欲望だけではなく、少しでも、環境や動物のことを考えて、よりよい消費を実践していきましょう。

エシネット

消費の「選択」は、社会の「投票」です。 このサイトでは、環境やアニマルウェルフェア、フェアトレード等に関し、現状や優良企業、おすすめ商品などを紹介します。 世界を、より持続可能に、エシカルに。

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